広重 名所江戸百景 墨田河橋場の渡 かわら竈 安政4年 (1857)
左: 初摺 / 右: 後刷
浮世絵版画は約2,000枚摺れると言いますが、初めの方に摺ったものを「初摺」と呼びます。まったく違う印象ですね。左側の初刷りが本来、広重が意図したものです。右の方も刷り、状態共に良いのですが、やはり初摺の方は焦点のよく合った眼鏡で見ているようです。
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