お知らせ & Blog

初摺りと後摺り 広重 名所江戸百景

2018.8.04 | お知らせ

広重 名所江戸百景 墨田河橋場の渡 かわら竈 安政4年 (1857)

左: 初摺 / 右: 後刷

浮世絵版画は約2,000枚摺れると言いますが、初めの方に摺ったものを「初摺」と呼びます。まったく違う印象ですね。左側の初刷りが本来、広重が意図したものです。右の方も刷り、状態共に良いのですが、やはり初摺の方は焦点のよく合った眼鏡で見ているようです。